バレー女子 石川真佑「五輪へ少しでもレベルアップしたい」イタリアリーグでのプレーは「これから正式に」
バレーボール女子日本代表が8日、都内で会見を行った。東京五輪代表の石川真佑(22)は「年齢的には下の方ですけど、経験はさせていただいてる。プレーでしっかり出していきたいですし、コミュニケーションもとっていければと思います」と意気込んだ。
石川は4月末に所属していた東レを退団。今秋に始まる2023-24年シーズンはイタリア1部リーグのフィレンツェでプレーすることが報道されていた。「私から発表はしてないですし、これから正式にというところ」と明言はしなかったが、「オリンピックに向けて少しでもレベルアップしたい気持ちはあります」と高みを目指していきたいという。
兄で男子日本代表の石川祐希もイタリア1部リーグのミラノに来季も残留することが決まっている。兄については「トップの選手を目指してやっている。そういった中での年々の変化は、コミュニケーションもですし、すごいなと。細かい所までは正直分からないけど、プレーは参考にしている部分もあります」と刺激になっているという。
海外選手は「身長の高い選手が多い。高さやパワーだったりでは日本と比べて違いはある」と分析。「日本らしさの粘り強さだったり、そういう所は出していけたらいいのかな」と、持ち味を生かしたプレーを誓った。