照ノ富士 夏場所出場へ 伊勢ケ浜親方「出ます」明言 4場所連続休場中

 「大相撲夏場所」(14日、夏場所)

 両膝痛などで4場所連続休場中の大相撲の横綱照ノ富士(31)について、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は8日、夏場所(14日初日・両国国技館)の出場を明言した。「出ます。15日間取り切って、優勝を目指していくと思う」と語った。進退を懸けるかどうかについては言及しなかった。

 照ノ富士はこの日の稽古を休み、両膝の検査や治療で通院。同親方は「春場所前は稽古中に悪くしてしまったので、今回は無理をさせないようにした」と述べた。

 昨年9月の秋場所を途中休場し、同10月に両膝を手術。その後は3場所連続で全休した。夏場所での復帰を目指して、4月の春巡業を皆勤。5月以降には出稽古で調整を進め、4日の横綱審議委員会の稽古総見にも参加し、大関昇進を狙う関脇霧馬山や関脇大栄翔らと番数をこなした。昨年夏場所以来となる賜杯奪還へ、第一人者がいよいよ本場所の土俵に戻ってくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス