高梨沙羅 優秀選手賞受賞 今後へ「自分のジャンプスタイルを作りたい」 日本勢表彰台独占の快挙は「貴重な経験」
全日本スキー連盟は9日、今季の優秀な成績を収めた選手を表彰する「SNOW AWARD」を都内で開催した。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(26)=クラレ=は、優秀選手賞を受賞した。表彰式を欠席したが、ビデオコメントを寄せた。
今季はW杯の個人第17戦で3位に入り、優勝の伊藤有希(土屋ホーム)、2位の丸山希(北野建設)とともに日本勢で初めて表彰台を独占する快挙があった。高梨は改めて「3人で表彰台に乗れる貴重な経験をさせていただきました」と、喜んだ。
ただ、今季は女子のW杯が始まってから12季目で初めて優勝がないまま終了し、「今シーズンはなかなか思うような流れが作れなかった」とも振り返った。今後へ「自分のジャンプスタイルを作りたいと思っているのでよろしくお願いします」と締めくくった。