4度目の兄妹同日優勝 阿部一二三&詩 帰国 パリ五輪代表内定も決定的 「パリで兄妹2連覇してこそ」

 柔道の世界選手権(ドーハ)で、東京五輪と合わせて4度目の兄妹同日優勝を果たした男子66キロ級の阿部一二三(25)と女子52キロ級の阿部詩(22)=ともにパーク24=が10日、成田空港に凱旋帰国した。ともに24年パリ五輪代表内定も決定的とし、一二三は「喜びの中、ホッとした」と安ど感。詩も「優勝できてよかった」と実感を込めた。

 一二三は、宿敵丸山城志郎と11度目の直接対決となった決勝を制し「自分の中では決着がついた」と手応えを強調。全日本柔道連盟は6月9日に開催する理事会で、有力階級の五輪代表を決める可能性がある。一二三は「一番はパリ五輪で兄妹で2連覇してこそ。(2人で)切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と気持ちを新たにした。

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