高橋大輔「面白いことをしていきたい」 12日から福岡で“かなだい”引退表明後初のアイスショー
12日から開演するフィギュアスケートのアイスショー「アイスエクスプロージョン2023 in 福岡」のリハーサルが11日、福岡市のオーヴィジョンアイスアリーナ福岡で行われた。
今季限りで引退を表明したアイスダンスの、村元哉中(30)、高橋大輔(36)組=関大KFSC=は、鮮やかなピンクの衣装で「Love Goes」を披露。高橋はシングルで「Bios、Krone」も演じ、シングルアクセル(1回転半ジャンプ)も跳んだ。
今公演は高橋がプロデュース。引退を表明したことで「もっとこうしたい、ああしたいと思うこともある。今後も面白いことをしていきたい」と演出への意気込みを語った。また村元も、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんや、現役の友野一希、佐藤駿、渡辺倫果らが顔をそろえた今公演について「クリエーティブな大ちゃんならでは。一人一人の魅力を最大限に引き出している」と話した。
“かなだい”は今月1日にチームのインスタグラムで2人そろって競技会からの引退を表明。2日に都内で引退会見を開いた。高橋は14年にシングルの競技生活から退き、復帰後の20年にアイスダンスに転向した。
結成3季目の今年3月は、世界選手権で日本最高タイの11位になるなど躍進。引退後は、2人そろってのアイスショー出演や、ソロでの活動にも意欲。高橋は広くエンターテインメント界での活躍も視野に入れている。
今公演は12日から14日まで計6公演が行われる。