Xゲームが開幕 東京五輪金、高校生の西矢椛が2位通過「50点。(決勝は)100点を」

 予選の合間に話す(左から)西矢椛、織田夢海、西村碧莉
 予選で演技する西矢椛
 予選を2位で通過した西矢椛
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 「Xゲーム・千葉大会」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本初上陸から2年連続となったアクションスポーツの祭典が開幕した。スケートボード女子ストリート予選では、21年東京五輪金メダルの西矢椛(15)=サンリオ=が日本勢トップとなる86・66点の2位で決勝進出。同パーク予選では東京五輪銀メダルの開心那(14)=WHYDAH GROUP=が83・33点で首位通過した。BMX男子パークでは昨年の世界選手権王者の中村輪夢(ウイングアーク1st)が76・00点の7位で進んだ。

 高校生となった五輪女王が堂々の2位通過を決めた。西矢は45秒で技を自由に繰り出す「ラン」の1本目で、全ての技を成功させるフルメーク。2本目にわずかな乱れがあったことで「50点」と自己採点は辛口だったが、それでも「2位はいいんじゃないかな。(決勝は)100点。雨が(降らずに)持ちこたえて自分のやりたい技を決められたら」と力を込めた。

 女子パークで首位通過した開は、富士山の描かれた会場を縦横無尽に滑走。長い黒髪をなびかせて次々と技を成功させ、出場選手唯一の80点台となる83・33点をマークした。「自分のやりたかったランができてよかった。富士山は高いけど滑りやすい」と笑顔を見せた。2年前の東京五輪で146センチだった身長は、21センチも伸びて今では167センチ。「スピードが出やすくなった」と手応えを語り、13日の決勝に向けて「自分のベストを出して優勝できたら」と意気込んだ。

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