ラグビー 田村、デクラークら奮闘も横浜逆転負け 初の決勝進出ならず
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、埼玉51-20横浜」(13日、秩父宮ラグビー場)
レギュラーシーズン4位の横浜は逆転負けを喫し、初の決勝進出はならなかった。
前半14分に敵陣ゴール前のラインアウトからモールをインゴールまで押し込み、ナンバー8シオネ・ハラシリのトライ(ゴール)で先制。同20分にも敵陣ゴール前からSHファフ・デクラークが素早いリスタートで出したパスを受けたWTBイノケ・ブルアが右スミに飛び込むトライ(ゴール)を挙げて14-3に。2点差に迫られた同38分には、SO田村優が敵陣にわずかに入った位置から約45メートルのドロップゴールを決め、17-12とした。
しかし、前半終了間際に田村がハイタックルの反則を犯し、シンビン(10分間の一時退場)に。すると、2点リードで折り返した後半2分に埼玉のWTBマリカ・コロインベテにトライ(ゴール)され、17-22と逆転を許した。さらに同13、17分と連続トライを献上。地力に勝る王者・埼玉の猛攻にのみ込まれ、20-36とされた。
同27分にはCTBジェシー・クリエルが危険なタックルで退場に。その後も点差を広げられ、後半の得点はPG1本に封じられた。