朝原宣治さん 36歳までの現役の要因「幼少期の食事や運動が大きな影響」 神戸でイベントに参加
北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの朝原宣治さん(50)が13日、神戸市で開催されたイベント「よつ葉マルシェin神戸」に参加し、「食とカラダ」をテーマにトークショーなどを行った。
カヌー女子のアテネ、北京両五輪代表の金村祐美子さんとともに、成長期の子どもと家族を対象に自らの経験を踏まえた話などを披露。36歳まで現役だった朝原さんは「幼少期の食事や運動が強い体を作っていき、最後までしっかりと走れたことに大きな影響を与えていると思う」と振り返った。
そして、大切なこととして「一番にやらないといけないのは、運動をした後にしっかりとご飯を食べて、体を作るということ。足を速くする食べ物はないけど、筋肉を増やしたりする食べ物はたくさんある。バランス良く食べて、強い体を作ることが一番大事なこと」と語った。
トークショーの後は、かけっこ教室にも参加した。身ぶり手ぶりを交え、速くスタートを切るコツなども伝授。「姿勢を良くして走ること。猫背にならないように、体をまっすぐにしたまま走ること。スタートでは、前に出した足にしっかりと体重を乗せることがとても大切になる」などとアドバイスを送った。