東京五輪女王の浜田尚里は5位 表彰台逃すも「結果を残せるようにまた頑張る」

 「柔道・世界選手権」(12日、ドーハ)

 女子78キロ級で2021年東京五輪金メダルの浜田尚里(32)=自衛隊=は3位決定戦で世界ランク1位のアリセ・ベランディ(イタリア)に指導3で反則負けし、2年連続5位で18年以来2度目の優勝はならなかった。飯田健太郎(旭化成)が2回戦敗退した男子100キロ級は、個人の中立選手(AIN)として出場したロシアのアルマン・アダミアンが決勝で東京五輪100キロ超級覇者のルカシュ・クルパレク(チェコ)を破って初制覇した。

 浜田は必殺の寝技が通じなかった。準々決勝は強豪のチュメオ(フランス)に完敗。二つ目の指導を受け、中盤に焦って放った足技をつぶされて横四方固めで屈し「互角にも闘えなかった」。3位決定戦は抑え込みや関節技の好機を逃し、立ち技に持ち込まれて指導3の反則負けを喫した。

 東京五輪後は5大会続けて国際大会の優勝がない。「結果を残せるようにまた頑張る」。ベテランの情熱は衰えないが、パリ五輪へ岐路を迎えた。

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