東京SGの流 TMO“幻のトライ”に呼びかけ「ファン同士もリスペクトを、ラグビーをもっといいものに」
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ準決勝、東京ベイ24-18東京SG」(14日、秩父宮ラグビー場)
レギュラーシーズン3位の東京SGが“幻のトライ”でリーグワン2季連続の決勝進出を逃した。
日本代表で途中出場のSH流大は試合後「レフェリー陣の判断が全てだと思うので何も言うことはない」とコメント。その後、更新された自身のツイッターでは「緊迫した試合の中でレフリーの方々のジャッジは全て正しいものだったと思います。サンゴリアスファンの皆さん是非スピアーズの勝利を一緒に讃えましょう!ファン同士もリスペクトをもってラグビーをもっといいものに」と呼びかけ「ちなみに僕も言いたいことはありますよ!笑 試合後レフリーの方やTMOの方と少し意見交換させて頂きました。最後に、一緒に日本のラグビーを作り上げていきましょうと言う話で落ち着きました」とも追記した。
後半40分に6点差まで迫った東京SGは、逆転を懸けて臨んだラストプレー。モールからトライを狙ったが、両チームの選手が折り重なり、TMO(映像確認)の判定になった。ボールが地面につき、トライが成立したかどうかが微妙な状況だったが、審判団は長い確認作業の末に「ノートライ」を宣告し、ノーサイドとなった。東京SGはその前にもTMOによるノートライ宣告を受けていただけに、判定をめぐっては、ネットでさまざまな意見が出ていた。
ファンからは「ううっ悔しいはずなのに…泣ける」「ノーサイド精神がラグビーの素晴らしいところ」「スポーツマンシップ!」「いい試合でした」「流石です」「選手もレフリーもスタッフもみなさんおつかれさまでした」などのコメントが届いていた。