競泳池江、海外で表彰台に 病から復帰後初、「価値ある」

 【カネ(フランス)共同】競泳女子で、2019年2月に判明した白血病から復帰後初の海外レースに臨んでいる池江璃花子(横浜ゴム)が14日、フランスのカネで行われた欧州グランプリ(GP)の50メートルバタフライで25秒89の3位に入った。海外では18年以来の表彰台に「自分にとってすごく価値があること」と表情をほころばせた。

 南フランスの陽光が降り注いだ屋外プール。気合のこもった表情で鋭く飛び出すと、長い両腕で水を捉え、ぐいぐいと進んだ。隣のレーンを泳いだ世界記録保持者のサラ・ショーストロム(スウェーデン)には0秒65遅れたが「自分の中で楽しめたし、気持ち良かった」と話した。

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