鶴竜親方が大関とりの霧馬山を評価「スタートはいい感じ」重圧も「慣れていかないと」

 「大相撲夏場所・3日目」(16日、両国国技館)

 元横綱で陸奥部屋付きの鶴竜親方が、国技館で行われた親方トークショーに出演した。その後、報道陣の取材に応じ、今場所に大関とりに挑む霧馬山(陸奥)について語った。

 「スタートは良い感じだと思います」と初日からの2連勝にうなずいた。ただ、初日は翠富士に土俵際へ追い詰められながら、肩すかしで辛勝だっただけに「初日の相撲はちょっと意識してるのか、勝ちたい気持ちが出てるのかと思った」と推察。一方、遠藤を押し出しで下した2日目には「昨日(2日目)は自分の相撲を取れてますね」と強い相撲を評価した。

 親方自身も6月3日に行われる断髪式が迫り、霧馬山とはなかなか話す機会がないと言う。ただ、この日は言葉を交わし、当時の表情について「いつも通り。きょうはリラックスした状態というか良い感じだった」と落ち着きを取り戻したように感じていた。

 大関とりに掛かるプレッシャー。「上に上がっていく以上はそういうことに慣れていかないといけない」と話す。部屋付き親方として霧馬山を指導する身。「自分が経験したことを話してちょっとでも力になれるように」と支えるつもりだ。

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