柔道・斉藤立 無念7位で帰国も「自分の技が十分通用すると自信がついた」 敗者復活戦ガス欠は反省

 柔道の世界選手権男子100キロ超級で7位に終わった斉藤立(21)=国士舘大=が16日、ドーハから成田空港に帰国した。準々決勝では、大会を制した五輪2連覇のテディ・リネール(34)=フランス=と初対戦し、延長戦の末に反則負け。老かいな技術に封じ込まれ「自分の実力不足。向こうの方が一枚上手」と力負けを認めつつ、内股で相手の体勢を崩す見せ場はつくっただけに「組み合ったら自分の方が強いと感じた。自分の技が十分通用すると自信がついた」と手応えも示した。

 ただ、絶対王者との激闘の15分後に行われた敗者復活戦はガス欠で、影浦心(日本中央競馬会)に敗れて表彰台を逃した。「もっと理不尽な状況に対応しないと。(通常の)練習の後に想定外の練習をしたい」。来年のパリ五輪に前進することはできなかったが、192センチ、160キロ超の大器はさらに“規格外”の存在になるべく青写真を描いた。

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