IJF、世界柔道で誤審認める 男子100キロ超級決勝で

 国際柔道連盟(IJF)は17日、ドーハで14日まで行われた世界選手権の男子100キロ超級決勝で誤審があったと発表した。個人の中立選手(AIN)として出場したイナル・タソエフが、テディ・リネール(フランス)の技を返してポイントを認めるべき場面で付与しなかったという。試合は続行され、リネールが9度目の優勝を飾った。

 当該の場面はゴールデンスコア方式の延長戦で起こり、技ありが与えられていれば、その時点でタソエフの勝利が決まっていた。IJFは「われわれの判断を深くおわびするとともに、今後はルールに従って判定することを表明する」と謝罪した。(共同)

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