遠藤が休場 「両膝関節捻挫」が悪化 初日から6連敗 追手風親方「(再出場は)ちょっと厳しいと」
「大相撲夏場所・7日目」(20日、両国国技館)
西前頭2枚目の遠藤(32)=追手風=が休場した。日本相撲協会に「両膝関節捻挫により3週間の安静加療を要す」との診断書を提出した。今場所は6日目まで6連敗を喫していた。休場は昨年名古屋場所以来通算10度目。7日の対戦相手、豊昇龍は不戦勝となる。
師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると、慢性的な両膝痛が悪化。6日目の夜に本人から申し出があったという。同親方は「膝はずっと調子が悪い。仕方ない」と説明。再出場については「ちょっと厳しいと思う」と見解を示し「治してまた頑張ります」と話した。
今場所の十両以上の休場者は小結若隆景(荒汐)、幕内高安(田子ノ浦)を含め3人目となる。