東京ベイが初V 17-15で埼玉との激闘制した ラグビーリーグワン

 胴上げされる立川キャプテン(撮影・金田祐二)
 後半、トライを決める埼玉・長田智希(撮影・金田祐二)
 優勝に歓喜のフィフティーン(撮影・金田祐二)
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 「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、埼玉15-17東京ベイ」(19日、国立競技場)

 初決勝となった東京ベイが昨季王者の埼玉との激闘を制して初優勝を飾った。

 前半から敵陣に攻め込み相手に攻撃の隙を与えなかった。互いにノートライながらSOバーナード・フォーリーのPG3本を重ねて前半を9-3のリードで折り返した。

 ただ、後半に相手のインパクトプレーヤーの堀江翔太らが投入されると流れを手放しかけた。10-12の同26分には一時逆転トライを許し、この試合で初めてリードされた。

 だが、今季の東京ベイはここで終わらない。同29分。CTB立川理道のキックパスを新人賞候補の木田晴斗がトライを決めて17-15とひっくり返した。最後はそのまま逃げ切り初優勝をつかんだ。

 東京ベイはトップリーグ時代に下部リーグ降格も経験した。そこから3季連続のトップ4入りと確実に力をつけ、絶対王者を打ち破った。

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