朝乃山が土つかずの7連勝!「できることだけを考えていた」同学年の一山本と対決「当たるのは大学ぶり」

 一山本(左)を押し出しで破り全勝を守った朝乃山(撮影・園田高夫)
 一山本(右)を押し出しで破った(撮影・園田高夫)
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 「大相撲夏場所・7日目」(20日、両国国技館)

 朝乃山(高砂)が一山本(放駒)を押し出して、初日から7連勝。9場所ぶりに幕内復帰を果たした夏場所で、ストレートでの勝ち越しに王手を決めた。

 朝乃山は開口一番に「プロでは初顔で自分も楽しみな一番でした」と振り返った。同学年の一山本との対決。「僕がケガをしているときに彼が上がってきて、僕が不祥事を起こして入れ違いだった。当たるのは大学ぶりだったので楽しみだった」と熱が入った。

 全集中で臨んだ一番。「土俵の上では仲がいいとか先輩とか関係ない。倒していく気持ち」。近大時代に対戦経験があったが、「あれから7、8年。一山本関も強くなって油断できない。自分の相撲でできることだけを考えていた」と話した。

 これで土つかずの7連勝。負けなしの勝ち越しまであと一つとなったが油断はない。「きょうは終わったので、また明日に向けて準備していきたい」と力を込めた。

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