埼玉“3連覇”ならず SO松田「責任を感じている」 フッカー坂手「勝ちに値しないプレー」
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、東京ベイ17-15埼玉」(20日、国立競技場)
王座を明け渡した。埼玉はTL最終年からの3連覇はならず。主将のフッカー坂手淳史(29)は「勝ちに値しないプレーをしてしまいました」と悔やんだ。
ボールを奪ってもミスから思うように攻め込めず苦しい時間帯が続いた。SO松田はダイレクトタッチのミスを繰り返し、「いつも通り蹴っているつもりだったけど、自分のスキルや力量だと思う。そこは見つめ直さないといけない。責任を感じている」と試合後には涙を流した。
ただ、今季も公式戦18試合を16勝2敗という強さは健在。ロビー・ディーンズ監督は10季目となる来季も続投が濃厚となっている。同監督は「選手たちを誇りに思う。また自分たちはこの場に戻ってきます」と奪還を誓った。