東京ベイ・立川理道MVP 「皆さんのおかげ」 連覇を狙って来季に向かう

 ラグビー・リーグワンの年間表彰式が22日、都内で行われ、各賞の受賞者を発表した。MVPには初優勝を飾った東京ベイの主将を務めるCTB立川理道(33)が初選出された。新人賞にはCTB長田智希(23)=埼玉=が選ばれた。WTB木田晴斗(24)=東京ベイ=は新人賞こそ逃したが、ベストラインブレーカーとベストフィフティーンを受賞した。

 東京ベイの“象徴”が初MVPに輝いた。主将就任7年目。プレーオフ決勝戦では木田の逆転トライを演出するキックパスを出すなど、ピッチ内外で頂点に引っ張った。「会場に来てから、MVPを知ったのでビックリ。自分一人の力だけじゃない。皆さんのおかげ」と感謝した。

 「苦しいシーズンもあった」と振り返るように、トップリーグ時代は下部リーグへの降格も経験。それでも、15年W杯などを日本代表として経験した立川が先頭に立ち、ルディケHCとともにチームを押し上げた。

 次に狙うのは、もちろん連覇だ。「自分たちがやってきたことは間違いじゃないと証明できた。また、この賞をいただけるように頑張ります」と自信を持って来季に向かう。

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