ラグビー日本代表 堀江翔太&松田力也が復帰 SO山沢拓也やFB野口竜司は選外
日本ラグビー協会は24日、9月開幕のW杯フランス大会に向けて開始する千葉県浦安市の合宿(6月12~30日)と宮崎市の合宿(7月3~8月3日)に参加する日本代表メンバー36人と日本代表候補10人を発表。昨秋代表から外れたフッカー堀江翔太(37)、SO松田力也(29)=ともに埼玉=が復帰した。
昨秋の日本代表からは17人が外れた一方で、ベテランの堀江や負傷離脱していた松田、6年ぶりとなる小倉が復帰した。今回の選考に藤井ディレクターは「一貫していいパフォーマンスだった選手を選んでいます」と基準を示した。
ただ、選出濃厚と思われた選手の名前がないポジションもあった。SOでは松田と李が選ばれ、山沢拓也(埼玉)は候補にも入れず。FBは今季好調だった野口竜司(埼玉)が選外となった。
藤井ディレクターは「SO(専任)を1人控えに入れるのが難しいので両方できる選手を」と、山中、小倉といったSOとFBが可能なユーティリティー性を優先したという。「ほとんどのポジションでギリギリまで悩んだ」と考え抜いて出した結論だったことを強調した。