ドルーリー朱瑛里が800メートル優勝、1500メートルと2冠 1600mリレーでは中国大会出場権導く2人抜き 岡山県高校総体
「陸上・岡山県高校総体」(28日、シティライトスタジアム)
今春に岡山・津山高に進学したドルーリー朱瑛里(15)が、2分9秒47の自己ベストを持つ女子800メートルに出場。決勝は2分11秒03で優勝した。序盤から1、2番手を争い、ラスト300メートルでスパート。1500メートルと同様に大きなストライドで後続を引き離してフィニッシュした。
また、アンカー4走を務めた1600メートルリレー決勝では、8位でバトンを受け取ると、200メートル付近から猛スパートで2人を逆転。4分12秒09で、中国大会(6月16~18日、岡山)の出場権を得られる6位へと順位を押し上げ、仲間と喜びを分かち合った。
26日の1500メートルでは、自己ベスト(4分22秒60)に迫る4分22秒86で優勝しており、今大会で2冠を獲得。1600メートルリレーとともに、3種目で中国大会に出場する。
1月15日の全国都道府県対抗女子駅伝では、17人抜きで区間新記録をマークし、注目を浴びた。中学時代から「インターハイでの活躍」を目標に掲げていたドルーリー。中国大会で6位以内に入れば、全国高校総体(8月2~6日、札幌)の出場が決まる。