平均年齢13歳…スケボー新大会で女子中学生が表彰台独占!14歳上村葵「1位なら犬飼う約束してた」
「スケートボード・UPRISING TOKYO」(28日、有明アリーナ)
新設国際大会の女子決勝が行われ、14歳の上村葵が84・19点をマークして初代女王に輝いた。2位には13歳の吉沢恋、3位には12歳の大西七海が入り、日本の中学生が表彰台を独占。20代のトップ選手も集うプロ大会で、低年齢から高いスキルを発揮する日本女子のスケボーシーンを象徴する結果となった。
東京五輪のストリート女子でも当時13歳の西矢椛が金メダル、16歳の中山楓奈が銅メダルに輝き、パーク女子では12歳11カ月の開心那が銀メダルを獲得したが、またも新世代が台頭した。
14歳の上村は得意のバックサイドスミスなどを決めて頂点に立ち、「乗りたい技に乗れて良かった」と笑顔。優勝賞金1万ドル(約140万円)もゲットしたものの、「1位になったらお母さんと犬を飼うと約束していたけど、『そんな話はしてない』と言われました」と明かし、笑いを誘った。
決勝で最年少ながら3位に入った中学1年の大西は「こういう賞(大規模大会での表彰台)は初めて。想像以上」と驚いた様子。国際基準の巨大なセクションを果敢に滑り「最初は怖かったけど、やっているうちに楽しくなった」と大物ぶりをのぞかせた。