照ノ富士 改めて宣言「2桁優勝を目指す」 22年11月に長男誕生「本当にかわいい」
大相撲夏場所で6場所ぶり8度目の優勝を飾った横綱照ノ富士(31)=伊勢ケ浜=が、千秋楽から一夜明けた29日、都内の部屋で会見。昨年11月に第1子となる長男が誕生したことを明かし、目標とする2桁優勝への意欲をあらためて示した。
14日目に優勝を決めた照ノ富士は淡々とした表情で会見。昨年10月の両膝手術からの3場所連続全休明けVを「無事に終わったなという感じ。15日間、相撲を取り続ける体を作ろうと頑張っていた。よかったんじゃないですか」と振り返った。
昨年11月に長男・照務甚(てむじん)くんが誕生していたことも明かした。モンゴル帝国の初代皇帝であるチンギスハンの本名と同じ。「初めての子ですし、本当にかわいいっすね」とパパの顔ものぞかせた。
今後の目標は「ずっと言っている2桁優勝を目指して頑張っていこうと」と改めて宣言。大関昇進が確実となった霧馬山には「今(の番付)を維持するという思いでやれば落ちることしかない。逆に、上を目指す思いでやってほしい」とエールを送った。