全仏OP 西岡良仁が2年ぶり2回戦進出 3時間超熱戦で鮮やか逆転星「経験積めた」
「テニス・全仏オープン」(30日、パリ)
シングルス1回戦は男子で第27シードの西岡良仁(27)=ミキハウス=が世界ランキング50位のJ・J・ウルフ(米国)に1-6、3-6、6-4、6-3、6-3で逆転勝ちし、自身2年ぶりに2回戦に進んだ。次は世界68位のマックス・パーセル(オーストラリア)と対戦する。
西岡は2年ぶりの初戦突破を決めると倒れ込んで喜んだ。「逆転勝ちの経験を積めたのは大きい」。2セットを連取されたものの、第3、第4セットを奪い返すと、最終セットは5-3で迎えた第9ゲームをラリー戦で主導権を握ってキープし、3時間超の熱戦にけりをつけた。1月の全豪オープンで四大大会自身初の16強。その貫禄を示し「日本勢で(ダニエル)太郎君も勝っていて僕も負けられないという気持ちがあった」と胸を張った。