大関昇進の霧馬山にモンゴルから来日の両親も笑顔 父「行かせてよかった」母「夢がかなった」

 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開催し、夏場所の11勝を含め直近3場所合計34勝を挙げた関脇霧馬山(27)=陸奥=の大関昇進を満場一致で決めた。

 モンゴルから来日している霧馬山の両親も晴れ姿を見守った。父・ビャンブチュルンさん(53)は「とてもうれしい」と喜び、母・エンフゲレルさん(50)も「すごくいい気分です」と笑みを浮かべた。

 霧馬山は会見で、両親の激励の言葉が力になったと感謝。エンフゲレルさんは「いつも電話で話しています。『頑張れ、頑張れ』と応援しているので、そのおかげもあって、今日の番付になったと思います」と目を細めた。

 遊牧民の一家に生まれ、幼少期から活発で相撲が好きだった愛息。入門から8年で大関の座を射止めたことに、エンフゲレルさんは「今、夢がかなったと思っています」と感激の面持ちで、ビャンブチュルンさんは「行かせてよかった」としみじみと話していた。

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