三浦龍司 ラストスパート「さらにキレ」見せる 陸上日本選手権 男子3000m障害
「陸上・日本選手権」(1日開幕、ヤンマースタジアム長居)
男子3000メートル障害で東京五輪7位の三浦龍司(21)=順大=が同会場で前日会見に臨んだ。今季同種目2戦目を前に「日本選手権は、世界選手権(8月、ブダペスト)を決める重要な大会。いい緊張感で、走りをしっかりとやっていくことが目標」と話した。
今月21日のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)で同種目の今季初戦に臨み、今季世界3位の8分19秒07で優勝した。ラストスパートでケニア選手を抜き去る展開を見せたが、今大会も「1000メートルで切り替えて、ラストスパートというのが自分のやりたい走り。GGPよりさらにキレのあるラストスパートができたら」とプランを描く。
セイコー・ゴールデングランプリ以降、「障害への距離感や感覚を養っていく期間は十分取れた」と言う。「GGPは足の合わない場面が多かったので、その修正ができていればいい」と、さらなる進化を目指す。