桃田賢斗が腰のケガでツアー2大会欠場 パリ五輪代表レース出遅れ必至 現在世界ランク32位
日本バドミントン協会は1日までに、男子シングルス元世界王者の桃田賢斗(28)=NTT東日本=が腰のけがのため、出場予定だったタイ・オープン(5月30日開幕)、シンガポール・オープン(6月6日開幕)を欠場することを発表した。
24年パリ五輪代表レースは5月のツアー大会からスタート。1年間の大会成績で、ランキング上位16人かつ日本勢2番手以内に入れば、五輪出場権を得られる。レース開始前の4月には「(日本代表候補で)最下位スタートが逆に武器。チャレンジャー精神を忘れずに自分らしく楽しめたら」と意気込みを語っていた。
桃田は現在日本勢4番手の世界ランク32位で、五輪予選初陣となった5月のマレーシア・マスターズでは1回戦で敗退。さらに、2大会欠場で出遅れは必至となった。
インドネシア・オープン(6月13日開幕、ジャカルタ)には出場予定となっている。