大迫傑、7年ぶりの日本選手権5000Mは途中棄権 同種目の日本記録保持者 残り3周で

男子5000m決勝を途中棄権した大迫傑=大阪・ヤンマースタジアム長居(撮影・中田匡峻)
男子5000メートル決勝を途中棄権した大迫傑(中央)=撮影・中田匡峻
男子5000m決勝、スタートする大迫傑(中央)=大阪・ヤンマースタジアム長居(撮影・中田匡峻)
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 「陸上・日本選手権」(1日、ヤンマースタジアム長居)

 男子5000メートル決勝が行われ、日本記録保持者で同種目に7年ぶりに出場した、東京五輪マラソン6位入賞の大迫傑(32)=ナイキ=が途中でレースをやめた。

 大迫はスタート直後から中盤につけていたが、残り3周となった所でレースをやめた。取材エリアは無言で通り過ぎた。大迫は16年大会を13分37秒13で優勝していた。

 大迫は21年東京五輪後に一度現役引退したが、22年2月に復帰を表明。同年11月のニューヨークシティーマラソンで5位に入ると、今年1月にはニューイヤー駅伝に出場。同年3月の東京マラソンは9位で、24年パリ五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、10月)の出場権を獲得した。MGC出場は「出場するかまだ確定していない」と明言を避けていた。

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