リオ五輪体操団体金メンバー山室光史が現役引退発表「ここが引き際」同級生内村と体操ニッポン支えた力自慢の“和製ヘラクレス”

 体操男子で16年リオデジャネイロ五輪団体金メダリストの山室光史(34)が1日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表した。

 リオの団体金メダルの際の表彰台での写真とともに「この度、長きに渡った競技生活に一区切りをつける事に致しました。

 これまで応援していただき、支えてくださった方々へ最後に試合に出場し演技を届けて幕引きという形にしたかったのですが、出場まで辿り着くことが出来ませんでした。最後皆さまに演技をお届けする事が出来ず、本当に申し訳ない気持ちですが、これが現状僕自身の実力である事を受け止め、ここが選手としての引き際だと思いました」と、説明した。

 6月からは田中体操クラブの指導者として活動するとし、「今後とも田中体操クラブ山室光史をよろしくお願いします」と、締めくくった。

 山室は高校時代から内村航平のライバルとして切磋琢磨し、日本代表入り。日本人離れしたパワーを武器に、つり輪を得意とする“和製ヘラクレス”として長きに渡って活躍した。11年東京世界選手権では個人総合銅メダル、種目別つり輪でも銅メダルを獲得している。

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