16歳・成田実生あれれ3位 徐々に失速「情けない」 女子400m個人メドレー決勝
「競泳・東京都選手権」(3日、東京アクアティクスセンター)
女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、世界選手権(7月、福岡)代表の成田実生(16)=金町SC=が4分49秒46で3位に終わった。同代表の小堀倭加(あいおいニッセイ)が4分39秒97で制した。男子100メートルバタフライ決勝では同代表の松元克央(ミツウロコ)が51秒62で1位となった。
日本選手権を制した16歳がまさかの3位に沈んだ。成田は第2泳法の背泳ぎから徐々に失速し、先頭から約10秒離されてゴール。「日本代表として出場している中で、情けないレースをしてしまった。気持ちの面で負けてしまった」と大きく肩を落とした。大一番まで1カ月半。「練習から諦めない練習をしていかないといけない」と、最後は必死に前を向いた。