中学時代は陸上部の上原浩治氏、女子100m障害の順位誤発表に「喝」発表は「結果が出てから」

 巨人、米大リーグ・レッドソックスなどで活躍したプロ野球解説者の上原浩治氏が4日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、3日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された「陸上・日本選手権」での順位誤表示に「喝」を入れた。

 女子100メートル障害の決勝は、東京五輪代表の寺田明日香=ジャパンクリエイト=が12秒95で2年ぶり5度目の優勝。青木益未=七十七銀行=が0・007秒差で2位だった。世界選手権の参加標準記録を突破している日本記録保持者の福部真子=日本建設工業=は、12秒99で4位に終わった。しかし、レース直後の電光掲示板には「1位福部、2位青木」と出て、福部には寺田のタイムが表示。数十秒後、改めて正しい順位が下位まで表示された。日本陸連は「写真判定員の着順判定中の記録が大型映像に出力されてしまった」と説明した。

 元女子100メートル障害で2012年のロンドン五輪、21年の東京五輪に出場したエディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子氏は「スクリーンにも『判定中』っていうのを出してあげていないと、こういうことが起きてしまうのかなって」と苦言を呈した。上原氏も「場内アナウンスが『正式発表は後ほど』って言ったじゃないですか。ちゃんと(正式結果が)出てから発表してほしいですよね。場内に『喝』を入れたいです」と渋い顔だった。

 続けて「わたしも中学時代、ハードルやってまして。ぼく、陸上部だったんで。中学1年生の時にハードルを、中学3年生の時に三段跳びをやってまして」と意外な陸上部経験を告白。「野球は週1回の地域の野球をやってただけなんで。そんなに真剣に野球やってなかったです」と野球部所属ではなかったと説明した。

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