競泳・渡辺一平が今季世界ランキング2位の好記録!福岡世界水泳へ「地元九州で自分の強さを証明して金メダルを」
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「競泳・東京都選手権」(4日、東京アクアティクスセンター)
男子200メートル平泳ぎ決勝が行われた。世界選手権(7月、福岡)代表で、元世界記録保持者の渡辺一平(26)=トヨタ自動車=が、2分7秒55で制した。スタートから先頭に立ち、最後は2位に3秒56差をつけてゴール。今季世界ランキング2位タイの好タイムをマークし「まさか(2分)7秒台が出るとは。世界選手権最後の200メートル平泳ぎのレースを7秒台で締めくくることができてよかった」と大きくうなずいた。
予選は2分14秒35の5位通過と、本来の泳ぎを発揮できなかった。コーチの高城直基氏から「なにしてんだ。日本代表として恥ずべきこと。日本代表としてやらなきゃいけないことがある」と厳しく指摘され、決勝までに気持ちを切り替えて、好タイムにつなげた。
大分県出身。地元九州で行われる世界選手権に向けて「地元九州で世界一をつかむチャンス。自分の強さを証明して金メダルを取りたい」と闘志を燃やした。