競泳・瀬戸大也 200個メ1分58秒台に「遅すぎ」も不安なし「体がきついときに動くようになってきた」

 男子200メートル個人メドレーで優勝した瀬戸大也の平泳ぎ=東京アクアティクスセンター
 男子200メートル個人メドレーで優勝した瀬戸大也の背泳ぎ=東京アクアティクスセンター
 男子200メートル個人メドレー決勝のレースを終え、タイムを確認する瀬戸大也=東京アクアティクスセンター
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 「競泳・東京都選手権」(4日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、21年東京五輪代表の瀬戸大也(29)=CHARIS&Co.=が1分58秒47で制した。

 レース後は開口一番「遅すぎますね」と笑ったが、それでも昨年3月から師事する加藤健志コーチの指導に成長を実感。「体がきついときに動くようになってきた。練習が生きている感じがする。焦りはなくて(強化は)順調。ここから上げていきたい」と、うなずいた。

 5月で29歳となり、ベテランの域に入ってきたが、「(加藤コーチの元で)やることが全て新鮮で新しいチャレンジをしているので、逆に若かったときよりもワクワクしている。パリ五輪メダルを取りにいくきつい練習も『いつでもこい』という感じ」。衰えは一切感じておらず、むしろ伸びしろを感じている。

 24年パリ五輪金メダル獲得を最大の目標に掲げており、7月の世界選手権(福岡)は、400メートル個人メドレーで4分4秒28の記録を持つレオン・マルシャン(フランス)との力の差を計る場に設定する。「一日一日を大切に。あと1カ月半、いいパフォーマンスができるようにコンディションを上げていきたい」と闘志を燃やした。

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