幕内明生 自身の初出演映画を観賞「いい経験をさせてもらいました」9・1公開、主演の吉永小百合も夏場所の活躍喜ぶ

 出演した映画「こんにちは、母さん」の試写を鑑賞し、笑顔でポーズをとる幕内明生(左)と序二段白猿
 映画「こんにちは、母さん」に出演した明生©2023「こんにちは、母さん」製作委員会
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 大相撲の幕内明生(立浪)が5日、東京都台東区の立浪部屋で、自身が出演した女優・吉永小百合の主演映画「こんにちは、母さん」(山田洋次監督、9月1日公開)の試写を観賞した。

 同郷の奄美大島出身で親交のあった同作のプロデューサーからオファーがあり、出演が実現。主人公が営む足袋店をひいきにする力士として本人役を演じた。登場シーンは短くセリフもわずかだったが、素朴で実直なオーラを漂わせ、作品に彩りを添えた。

 師匠の立浪親方(元小結旭豊)や部屋の力士たちと試写を見た明生は「いい演技でした。映っていてよかった。うれしかったです」と照れ笑い。「撮影のあの空間を体験できてよかった。名前が流れたのも初めて。いい経験をさせてもらいました」とにこやかに振り返った。

 撮影は昨年行われ、明生は1日参加。吉永とも言葉を交わしたといい「優しい方で、本当に気さくな方」と大女優の気遣いに触れるなど、貴重な時間を過ごした。同作は立浪部屋からもほど近い墨田区向島が舞台。立浪親方は「山田監督の映画に出られるのは素晴らしいこと。自慢の弟子でもあるし、うれしい」と喜び「いい話題を提供できれば、相撲界のためにもなると思う」と話した。

 明生は夏場所では初日から7連勝を飾り、優勝した横綱照ノ富士も撃破。殊勲賞を受賞した。山田監督や吉永も活躍を喜んでいたという。名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた稽古も再開。「これからまた相撲でより一層活躍して、また呼んでもらえるように頑張ります」と意気込みを新たにした。

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