バレー男子 日本が白星発進 イランにストレート圧勝 石川が両チーム最多20得点 高橋藍も10得点

 第1セット、スパイクを決める石川
 第1セット、スパイクを放つ山内
 第1セット、スパイクを放つ西田
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 「バレーボール男子・ネーションズリーグ・1次リーグ」(6日、ガイシプラザ)

 開幕し、世界ランキング7位の日本は、同10位のイランを3-0(25-16、25-22、25-19)のストレートで下し、快勝発進を決めた。

 石川祐希(ミラノ)の得点から試合がスタート。西田有志(ジェイテクト)のバックアタックや、イラン選手の強打を完璧に防ぐ山内晶大(パナソニック)のブロックで得点を重ねた。20-10と日本が大きくリードする場面では、19歳の甲斐優斗(専大)がサーブでワンポイント起用。得点には結びつかなかったが、代表デビューを飾り、ベンチで笑顔を見せた。

 第2セットではイランに主導権を握られ、最大4点差を追いかける展開。ただその中でセッターの関田誠大(ジェイテクト)が冷静にトスを回し、2度の3連続得点などを演出。小野寺太志(サントリー)のサービスエースで15-15の同点に追い付くと、最後は関田から石川へつなぎ、25点目を上げた。

 第3セットでは石川が、この日初めてとなるサービスエースを獲得。高橋藍(日体大)もエースで続き、イランに6点差をつけて勝負を決めた。石川は両チーム最多20得点、高橋は10得点をマークした

 24年パリ五輪の前年となる今季。9~10月のW杯(国立代々木競技場第一体育館)で、プール2位以上になれば1年前の段階で夢舞台への切符が獲得できる。同大会で出場権が獲得できなかった場合は、24年6月24日時点で世界ランキング5位以内(すでに出場を決めている国は除く)が条件。ネーションズリーグではその世界ランキングポイントが獲得できる。

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