シフィオンテクが3度目V 四大大会通算4勝「誇りに思う」 全仏OP女子シングルス
「テニス・全仏オープン」(10日、パリ)
女子シングルス決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がノーシードのカロリナ・ムホバ(チェコ)を6-2、5-7、6-4で下し、2年連続3度目の優勝を決めた。四大大会は通算4勝目。優勝賞金230万ユーロ(約3億5千万円)を獲得した。
シフィオンテクは2時間46分の激闘を制すと、涙があふれた。「簡単ではなかった。タフだった」と実感を込めた。第2セットで追い付かれ、第3セットも0-2とリードを許したが、そこから「考えることも分析もしない。全てを出そう」と真っ向勝負で劣勢をはね返した。表彰式の壇上では、ふたが地面に落ちるほど優勝杯を激しく振り「自分を本当に誇りに思う」と喜びもひとしおのようだった。