錦織圭が1年8カ月ぶりの復帰戦へ 日本時間14日午前に世界ランク333位のラングモと対戦

 男子テニスの元世界4位、錦織圭(33)=ユニクロ=の1年8カ月ぶりの復帰戦となる下部ツアー大会、カリビアン・オープン(米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール)での1回戦が13日夜(日本時間14日午前)に行われることが12日、大会から発表された。世界ランキング333位クリスチャン・ラングモ(米国)と対戦する。

 2021年10月9日、BNPパリバオープンの2回戦でダニエル・エヴァンスに敗れて以来612日ぶりとなる試合を控えた錦織はこの日、試合会場で実戦形式の練習などをこなして最終調整した。

 錦織は昨年1月に股関節の手術を受け、リハビリ中に右足首を痛めた。良性腫瘍(ガングリオン)ができ、神経にも影響が及び、痛みを誘発した。「判明するまでに時間がかかり、治療が長引いた」そうで、11日の練習では右足首にサポーターを装着していた。

 11日の会見では一時は引退が頭をよぎったことも明かしつつ「やめるとかなり悔いが残ってしまう。まだ、そこには至れないところがある」と振り返った。「めちゃめちゃ長かった。心の中では、はち切れそうなストレスがあった。どれだけ早く自分の納得のいく姿に戻せるか。そこはチャレンジとして楽しむしかない」と抱負を語っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス