ラグビー日本代表 復帰の松田力也「負けたからこそ強くなれたと言われるように」リーグワン連覇逃した悔しさバネに
千葉・浦安合宿を行っているラグビー日本代表のSO松田力也(埼玉)が13日、練習後に取材に応じ、2021年以来の代表復帰で「僕自身も1年空いている中で思い出したこともある。新鮮な気持ちでコミュニケーションを取りながら今のところできている」と語った。
昨季は左膝前十字じん帯断裂を負ったため代表活動には参加できなかった。今季のリーグワンで復帰すると、レギュラーシーズン15試合に出場し、司令塔としてチームをけん引した。だが、プレーオフトーナメント決勝では精彩を欠いたこともあって敗れ、「1週間ぐらい引きずった。何回もやり直したいなと思いました」と正直に振り返った。
それでも、W杯というビッグイベントが控えることで気持ちは切り替わった。「負けたからこそ立ち直って強くなれたと言われるようにやらないといけない」と悔しさを力に変えて本大会での活躍を誓った。