安治川部屋が部屋開き 師匠の元安美錦「どんどん稽古して味がでるくらい汗が染みてくればいい」4階建て、こだわりの錦絵も

 弟子らと新たな部屋の前で記念撮影する安治川親方(後列中央)
 安治川部屋の稽古場
 安治川部屋の階段の壁に飾られた相撲の錦絵
3枚

 大相撲の安治川部屋が16日、東京都江東区で部屋開きを行った。昨年12月に安治川親方(元関脇安美錦)が伊勢ケ浜部屋から独立。同区内に構えていた仮住まいから移転した。

 新しい部屋は4階建てで、こだわりが随所にちりばめられた。建物の周りには植栽があり、外壁は波や川をイメージ。内部の階段には、和紙に描かれた江戸時代の天覧相撲などの錦絵が飾られている。安治川親方は「相撲だけでなく、力士としていろいろな文化とかも常に感じられる部屋にしようと。相撲という文化の中にいることを大切にしながら、力士として、人として成長できる部屋になっていきたいという思いが詰まった部屋になっていると思う」と説明した。

 稽古場には、師匠が入門した以前の安治川部屋の看板も。木と白い壁を基調とした内装で「シンプルに、でも明るく。きつい稽古をしていても弟子の気分が上がる、稽古に集中できる、楽しく取り組めるということを考えて作った」という。「今は新しくてきれいですけど、どんどん稽古して味が出るぐらい汗が染みてくればいいんじゃないかな」と弟子の成長に期待を寄せた。

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