ラグビー日本代表合宿 久々の公開練習にファン詰めかける 稲垣啓太「頂点にいけるようにやるだけ」
ラグビー日本代表が16日、千葉・浦安合宿を行った。練習後に取材に応じたプロップ稲垣啓太(埼玉)は「負けて終わっていい試合なんて一つもない。前回大会も負けて終わっているので、頂点にいけるようにやるだけ」と9月に開幕するW杯フランス大会への思いを語った。
この日は一部分の練習が一般公開され、709人のファンが詰めかけた。チームは4グループに分かれてバイクをこぐ競争を行うなどした。厳しい暑さの中、ハードなトレーニングをこなす選手らにはファンから拍手が送られた。
コロナ禍の影響を受けていたため久々の公開練習となった。稲垣は「ファンの方がグラウンドの中に足を運んでくださるというのは久しぶりすよね。われわれもファンの声援によって力も出ますし、またファンの方が見てるから、より自分たちは強い姿勢を見せなきゃいけない。そういった使命感にかられます」と喜んだ。
ラグビーファンの期待も大きく、今大会は2019年W杯日本大会のベスト8超えは絶対となる。その上で、稲垣は「一番上を目指さない理由がわからない」と力強く言い切った。