ドルーリー 1500メートルで中国高校新記録、全国高校総体へ「応援も力になりました」4分16秒76で優勝

 「中国高校総体・陸上」(16日、シティライトスタジアム)

 今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で、17人抜きの区間新記録で注目を浴びたドルーリー朱瑛里(しぇり、15)=津山=が、1500メートル決勝に出場し、自己ベストの4分22秒60を6秒近く更新する4分16秒76で初優勝。岡山高校記録、中国高校記録を更新し、6位以内が出場できる全国高校総体(8月2~6日、札幌)への出場も決めた。この日午前に行われた予選は、4分36秒60の1組4着で通過していた。

 決勝12人中1年生が3人の中で、ドルーリーは序盤から3番手をキープ。残り400メートルで2位に浮上すると、残り200メートルでトップを走っていた森安桃風(3年=広島・銀河学院)を抜き去りスパート。持ち前の大きなストライドで差を広げ、ぶっちぎりの優勝を飾った。

 今大会は800メートルとの2種目に出場する。中学時代から目標に掲げてきた「インターハイでの活躍」へ、まず1500メートルで出場権を手にしたドルーリーは、レース後に同校を通じてコメント。「入りの400メートルでいいペースに乗ることができ、レースの流れをつくることができました。体も軽く、調子も上がってきました。応援も力になりました」と地元開催の声援に感謝していた。

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