藤波122連勝、世界切符 レスリング金城五輪厳しく
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レスリングの世界選手権(9月・ベオグラード)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権第3日は17日、東京体育館で行われ、女子53キロ級決勝は19歳の藤波朱理(日体大)が制し、世界選手権代表に決まった。昨年12月の全日本選手権に続く優勝で、代表入りの条件を満たした。公式戦の連勝は122に伸びた。
女子57キロ級で東京五輪金メダルの金城梨紗子(サントリービバレッジソリューション)は準決勝で、昨年の世界女王の桜井つぐみ(育英大)にテクニカルフォール負けし、世界選手権代表を逃した。世界選手権で日本選手が3位以内に入ると来年のパリ五輪代表に決まるため、金城の五輪3連覇は厳しくなった。