「中国高校総体・陸上」（１８日、シティライトスタジアム）

　女子１５００メートルを自己ベストの中国高校記録（４分１６秒７６）で優勝したドルーリー朱瑛里（しぇり、１５）＝津山＝が、８００メートル準決勝に出場。２分１４秒３１の１組２着で午後の決勝へ進出した。

　８００メートルの自己記録は２分９秒４７。１７日の予選は２分１６秒７１の１組２着で準決勝に駒を進めていた。準決勝では序盤から先頭でレースを引っ張り、４００メートルを１分６秒で通過。最後の直線で余力を残して先頭を譲った。

　ドルーリーは今年１月の全国都道府県対抗女子駅伝で、１７人抜きの区間新記録で注目を浴びた。先月の岡山県高校総体は、８００メートルを２分１１秒０３で優勝。１５００メートルとの２冠を獲得した。

　今大会でも両種目に出場。６位以内で目標としている全国高校総体（８月２～６日、札幌）の出場が決まる中で、１６日にまず１５００メートルを制した。レース後には同校を通じて「入りの４００メートルでいいペースに乗ることができ、レースの流れをつくることができました。体も軽く、調子も上がってきてきました。応援も力になりました」とコメントを出していた。