ラグビー日本代表 SO李承信「夢がかなうあと一歩のところ」 「情熱大陸」出演に大反響
ラグビー日本代表が19日、千葉・浦安合宿を行った。練習後に取材に応じたSO李承信(22)=神戸=は「小さい頃からの夢でもありますし、夢がかなうあと一歩のところまで来ている。一日一日を大事にして、自分のラグビーを信じてW杯メンバーに選出されるように頑張りたい」と9月に開幕するW杯フランス大会へ意気込んだ。
今回のSOでは松田力也(埼玉)、FBとの兼任で山中亮平(神戸)と小倉順平(横浜)が入った。李は昨年6月のウルグアイ戦で日本代表初キャップを獲得したばかりで「経験値で言うと、明らかに自分より上回ってる」とライバルとなる選手らの力を認めつつ、「どういうメンバーだからといって、自分もやるべきことは変わらない。しっかり学びながら、高いパフォーマンスを出していかなければいけない」と成長しながら競争を勝ち抜いていくつもりだ。
李は代表活動参加前だった5月にTBS系「情熱大陸」などのメディア出演も大きな反響があったという。「たくさんの方に注目していただきましたし、地元の神戸でたくさん声をかけていただいた。SNSの方もたくさんのメッセージをもらったりして、本当にそれだけ期待されていと実感できました」。ファンの思いも背負い、22歳の司令塔がフランスの大舞台を目指す。