ラグビー日本代表 新スクラムマシンで強化 総重量2・8トンにディアンズ「キツい」
ラグビー日本代表が19日、千葉・浦安合宿を行った。スクラムなどを担当する長谷川慎アシスタントコーチ(51)が取材に応じ、「日本にはここだけ」という押し返してくる新たなスクラムマシンで強化を図っていることを明かした。
基板のコンクリート1・6トン、水入りタンク1トンなど総重量は2・8トン。プロップ垣永は「全然動かない時もある」と強力な練習台となっている。通常は押し込むだけだが、空気圧で押し返してくることでより実戦的な仕様になっている。ロックのディアンズも「キツい。下半身がすごい」と手応えを口にした。
W杯でセットプレーがカギとなる。「やらなくちゃいけないことはもう分かっている」(長谷川コーチ)。格上を押し返すスクラムを作り上げていく。