ウクライナ女子代表と合宿 レスリング強豪の至学館大
レスリング女子の強豪、至学館大(愛知県大府市)は20日、ロシアの侵攻が続くウクライナの女子代表チームを受け入れ、合宿を行うと発表した。同日に選手12人、監督らスタッフ5人が到着。合宿は7月1日までで、選手は大学の寮に宿泊し、道場で練習を行う。ウクライナ代表は昨年12月のワールドカップ(W杯)で優勝した。
練習場所を求めて海外を転々とするチームの現状を受け、日本レスリング協会副会長を務める同大の谷岡郁子理事長が国際大会で支援を申し出たことで実現した。
レスリングでは、9月に2024年パリ五輪の予選を兼ねた世界選手権がベオグラードで予定されている。