車いすテニス 全仏史上最年少Vの17歳・小田凱人が帰国 「世界ランキング1位の小田凱人です」とあいさつ
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車いすテニス男子で全仏オープンを四大大会史上最年少の17歳1カ月2日で制し、12日に発表された最新の世界ランクでも史上最年少1位になった小田凱人(ときと)=東海理化=が20日、羽田空港に帰国し、記者会見を行った。
会見冒頭、マイクを握った17歳は「世界ランキング1位の小田凱人です」と楽しげにあいさつした。すぐに「言いたくて」と笑顔。62人の報道陣と12台のカメラに囲まれ、会見場は倍の大きさに変更されるほどの反響だった。「帰国した時点で度肝を抜かれた。それだけ大きいことをできたのかな」としみじみと話した。
直近には7月のウィンブルドン選手権、来夏には全仏と同会場でパリパラリンピックがある。「どこまでいけるか楽しみ」と、心を躍らせていた。