復帰戦Vの錦織圭が今後の日程言及 下部2大会後、7月下旬にツアー復帰視野「ATPアトランタとワシントンにWCリクエスト」
テニス男子の元世界4位で、1年8カ月ぶりの大会出場となった下部大会、カリビアンオープンで優勝を飾った錦織圭(33)=ユニクロ=が20日、自身のツイッターを更新。今後の試合スケジュールに言及した。
「家に帰りました。結果にはとても満足しています」とつづり、今後については「次のトーナメントはブルームフィールドCH(7月3日)、シカゴCH(7月10日)です」と下部大会2試合をこなした後、ツアー復帰を視野に入れており、「ATPアトランタとATPワシントンのWC(ワイルドカード)もリクエストしました」と、報告した。アトランタはATPツアー250の大会で7月24日に開幕。ワシントンでのシティ・オープンは7月31日に開幕するATP500の大会となっている。
「近いうちにお会いできることを楽しみにしています」と、締めくくった。
度重なる怪我で引退危機も迎えていた錦織だったが、カリビアンオープンで6日間で5試合、終盤は4連戦を乗り越えての優勝。試合後のインタビューでは「グラシアス。長くプレーしていなかったので、カムバックできてうれしい。このまま階段を上がっていけたら。これ以上臨めないぐらいの結果。ビックリしてる。夏の全米オープンに照準を合わせて、レベルを上げていきたい。早くトップ100に入れるように」と喜んだ。最新の世界ランクで492位につけた。