ラグビー日本代表の合宿が２０日、千葉・浦安市内で行われ、強化責任者の藤井雄一郎ナショナルチームディレクター（５４）が取材に応じ、“臨時コーチ”として登山家を招請したことを明かした。

　その登山家は、ニュージーランド人のブライアン・ダグ氏。ジョセフＨＣの知り合いで、七大陸最高峰制覇の経験を持つ。選手らはＷ杯優勝までの道のりを登山に例えており、チームテーマとしている「エベレストを登る」ということについて経験談を通じてアドバイスをもらった。

　登山も一人では登り切ることができない点からフランカーのリーチは「信頼（関係）って山の上で一番大事」と改めて気付かされたといい「雰囲気がよくないと一気に崩れる」と合宿から“頂点”へ結束力の高いチームを作り上げていく。