山縣亮太 日本記録樹立の布勢スプリントへ「感触思い出す」前日会見で抱負「殻を破るレースを」

 「陸上・布勢スプリント」(24日開幕、ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

 前日会見が24日に同会場で行われた。25日の100メートルに出場する9秒95の男子日本記録保持者、山縣亮太(31)=セイコー=と、今年の日本選手権で女子短距離2冠の君嶋愛梨沙(27)=土木管理総合=が出席した。

 2年前のこの大会で日本記録を樹立して以来の出場となる山縣は、「久しぶりに布勢に帰ってきた。(当時の感触を)思い出します」と感慨深げ。「今季入ってから一番状態がいい」と上昇気流を感じている。

 2021年10月に右膝を手術し、4月29日の織田記念国際(広島)の100メートル(10秒48)で1年7カ月ぶりの実戦復帰。世界選手権(8月、ブダペスト)がかかった日本選手権は出場資格を得られず、来年のパリ五輪に照準を合わせている。「(100メートルは)今年2試合目。いろんな意味でワクワクしている」と抱負を述べた。

 高速レースが多い同会場は、今年はトラックが張り替えられたばかり。さらに好記録が期待される。故障からの復帰過程で体のバランス修正に取り組んだ山縣は「新しい走りでいい記録を出せたという手応えがほしい。いろんな意味で殻を破るレースをしたい」と意気込み。「条件がいいので欲張って1台を狙えるかな」と好記録を見据えた。

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